隅田川の橋としては千住大橋に次いで古く、明暦の大火(1657年)後の創架。当時は単に大橋と呼ばれていた。(1, 2)
現在の橋は、関東大震災後の復興事業として1932(昭和7)年の架設。中央径間は言問橋と同じくゲルバー桁となっている。近年の整備事業で、バルコニーを設置するなどの補修が加えられている。また、独特な塗装が施されている。橋面の縁取りが赤色であるのに対し、主桁側面は下流側が淡緑色、上流側が濃灰色に塗られている。
諸元(2) |
形式
|
3径間の鋼桁橋
|
橋長
|
164.5 m
|
竣工
|
昭和7年11月
|
施行主体
|
東京市
|
|
参考文献
|
(1) 日本橋梁建設協会編、日本の橋
|
|
(2) 伊東孝、東京の橋
|
|
図-1:下流側から。
図-2:下流側から。
図-3:橋の下部。
|
図-4:バルコニー。
図-5:親柱と橋灯。
図-6:上流側の側面。
|