勝鬨橋  (かちどきばし 隅田川・東京都中央区) Back to List Back to Home

(最終更新日:2002/01/14)

 隅田川の最も下流にかかる。1940年(昭和15)年に開催される万国博覧会へのアクセスルートとして計画されたが、戦争の激化で万博は中止となり、橋だけができあがった。国威顕示のため当時の技術の粋が集められたという。

 中央径間はハの字に開く跳開橋だが、自動車の通行を優先させ、1970(昭和45)年を最後に開くことはなくなった。両岸のタイドアーチは支間長が86 mと大きく(永代橋で100 m)、全体を見渡す光景は雄大である。

諸元(1)
形式 ソリッドリブタイドアーチ、バスキュール式跳開橋
橋長 246.0 m
支間長 86.0 m+45.6 m+86.0 m
幅員 22.0 m(車道16.60 m+歩道2.70 m×2)
竣工 昭和15年6月

参考文献 (1) 成瀬輝男編、鉄の橋百選

 

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図-1:全景。

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図-2:左岸橋詰から。

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図-3:上横構。

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図-4:アーチ終端部。

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図-5:支承。

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図-6:橋脚。

figure07
図-7:操作室。

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