日本橋川が緩やかに直角に曲がる位置に架かる。そのため、川沿いの位置から側面形をよく眺めることができる。川からの高さに比較して川幅が広いせいか、アーチの曲線が大きく感じられる。
現在の橋は、関東大震災後に改架されたもので南北に架かるが、それまでは東西方向に架かっていたという(1)。
緒元(2) |
橋長 | 32.15 m |
幅員 | 30.5 m |
竣工 | 大正14年10月※ |
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参考文献 |
(1) |
千代田区教育委員会、千代田区の坂と橋(1975) |
(2) |
土木学会、日本の近代土木遺産 |
※ |
親柱に「大正十四年十月竣功」とある(図-3)が、土木学会、日本の近代土木遺産では竣工が昭和2年となっている。ここでは親柱にある表記をとった。 |
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図-1:全景
図-2:橋台と支承
図-3:親柱
図-4:アーチリブ
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