北アルプスを背景にした姿はたいへん絵になる(下流から側面を望む姿が一番。ただし写真にはおさめにくいが)。左岸側が斜張橋で、右岸側に桁橋が続く。
長野冬季五輪の前にこの近辺の道路も整備され、その頃にこの橋も新橋に掛け替えられた。斜張橋ならではのスマートな姿をみせる。すっと立ち上がったタワーからファン型にケーブルが張られていおり、桁側面に突出させたアンカーに締結している。
左岸下流側に橋歴版があり、その内容は下記のようになっている。
1994年4月 長 野 県 道示(1990 一等橋) 使用鋼材 SM490YA・B SM400A・B・C SS400 製作:宮地・横河建設共同企業体
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旧橋は1957(昭和32)年架設で、その姿を右岸橋詰の石碑でみることができる(図-2)。私も中学生のときに一度通ったことがあるが、路板が木製で、自動車がすれ違える幅員がなかった記憶がある。この辺の記憶は少し曖昧だが、現在残る旧橋の門柱間の幅をみると、自動車2台分の幅は確かに無いようだ(図-3)。
◎追記(2004/06/19) 図-1、図-5の写真を差し替え。
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